SensioFrameworkExtraBundle
Symfony2 では、アノテーションとして Routing の情報等を書くけど、そのアノテーションに関する情報がまとまってなくて、どっかにないかなーと思っていたら、ドキュメントにあったので、紹介 + 自分なりにまとめてみます。
とりあえず、アノテーションに以下の5つの機能があるっぽい
- @Route and @Method : ルーティングの情報や、ルートに許可されるHTTPメソッドを指定
- @ParamConverter : リクエストの内容をオブジェクトに変換する機能を使用することを指定
- @Template : テンプレート名を指定する
- @Cache : HTTPキャッシュを作成するためのアノテーション
@Route and @Method
ドキュメントはコチラ → @Route and @Method/** * @Route("/{id}", requirements={"id" = "\d+"}, defaults={"foo" = "bar"}) */ public function showAction($id) { }
- @Route() では、第一引数で pattern 情報を指定
- requirements には, 正規表現などで、Route 情報に制限をかけられる
- defaults で、デフォルトで渡されるパラメータの値を設定可能
- @Routeを複数指定することもできる
use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\Route; use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\Method; /** * @Route("/blog") */ class PostController extends Controller { /** * @Route("/edit/{id}") * @Method({"GET", "POST"}) */ public function editAction($id) { } }
- クラスに対して @Route 情報を記述することで、全アクションに対して機能させることも可能
- @Method({"GET", "POST"}) のように、@Method() を使用して、HTTPメソッドに制限をかけることができる。
@ParamConverter
ドキュメントはコチラ → @ParamConverterリクエストの内容をオブジェクトに変換する機能を使用。
use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\Route; use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\ParamConverter; /** * @Route("/blog/{id}") * @ParamConverter("post", class="SensioBlogBundle:Post") */ public function showAction(Post $post) { }
- SensioBlogBundle:Post でPostオブジェクトがなかったら 404NotFoundが返される。
- 全てのコンバーターはParamConverterInterfaceを実装してつくる
詳細はドキュメントを参照。
@Template
ドキュメントはコチラ → @Templateuse Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\Template; : /** * @Template("SensioBlogBundle:Post:show") */ public function showAction1($id) { // get the Post $post = ...; return array('post' => $post); } /** * @ParamConverter("post", class="SensioBlogBundle:Post") * @Template("SensioBlogBundle:Post:show", vars={"post"}) */ public function showAction2(Post $post) { }
- @Template("SensioBlogBundle:Post:show")のように、テンプレートを指定することが可能
- vars を指定することで、テンプレートにデータを渡すことも可能
@Cache
ドキュメントはコチラ → @Cache/** * @Cache(expires="tomorrow") */ class BlogController extends Controller { /** * @Cache(expires="+2 days") */ public function indexAction() { } }
このようにして、expiresでキャッシュの有効期限を指定して、キャッシュを簡単に作成可能
詳しくは、ドキュメント参照でお願いします。
とりあえず、アノテーションに関してはこんな感じ!
1 コメント:
@MethodにGET,POST両方許可する方法がわからなかったので助かりました!
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